起業をすると、避けては通れない会計業務。
起業時に経理がいなければ、全てを自分でやらなければいけません。
もちろん、税理士などの専門家へ依頼することも可能ですが、できるだけコストは抑えておきたいですよね?
そんな時、必要となってくるのが「会計ソフト」
でも、「どの会計ソフトがいいのかがわからない」って悩む方も多いと思います。
ということで今回は、「コスパ」「使いやすさ」「作業削減度」「機能充実度」の観点から、これまで私が使用してきた会計ソフトの中から、オススメの会計ソフトTOP3をご紹介させていただきます。
参考動画
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第3位:弥生会計オンライン
引用元:「弥生会計オンライン」
コスパ:★★★
使いやすさ:★★★★
作業削減度:★★★
機能充実度:★★★
[おすすめプラン:ベーシックプラン]
年払いのみ(税別):30,000円
※2021年12月31日までに申し込めば上記プランが15,000円(税抜)で利用できるキャンペーン実施中。
「弥生会計オンライン」は会計ソフトとしてNo1を誇る弥生会計のクラウド版ソフトです。
弥生会計オンラインは、会計に特化した会計ソフトとされています。
メリット①:充実のサポート
弥生会計オンラインのサポートで便利なのが画面共有サポートです。
画面をオペレーターと共有しながらサポートを受けることができ、初心者にも優しいサポートが魅力です。
通常の電話・メール・チャットによるサポートもしっかりついているので、会計の知識が無い方でも安心して利用できます。
メリット②:シンプルで使いやすい
弥生会計オンラインは、会計・経理に特化しているため、経験者の方、複式簿記に慣れている方には使いやすい操作画面になっています。
経理業務に慣れている人や紙との併用を検討している場合、又は会計機能だけを求めるのであれば「弥生会計オンライン」が最適かもしれません。
デメリット
弥生会計オンラインは、自動連携の設定に手間がかかるため、クラウド会計初心者の方や、ITが苦手という人には非常に使いにくく感じるでしょう。
また、機能面でも会計に特化しているということで、経費精算機能は無料で使えますが、給与計算など他の機能はついていません。
第2位:freee
引用元:「freee(フリー)」
コスパ:★★★★
使いやすさ:★★★★
作業削減度:★★★★
機能充実度:★★★
[おすすめプラン:ミニマムプラン]
月額(税別):2,380円
年払い(税別):1,980円(23,760円)
「freee(フリー)」は、「経理知識がなくても使える会計ソフト」をコンセプトに設計されたクラウド会計ソフトです。
メリット①:仕訳登録まで自動化
freeeでは、銀行口座やクレジットカードとの連携、電子マネーやPOSレジなどと連携が可能です。
連携して、取引を取り込んだ際、簿記の知識がないと判断できない勘定科目も、人工知能が自動で推測してくれるため、入力が非常に簡単です。
自動化を一度設定すれば、その後も同じ取引が発生した際に自動で仕訳登録をしてくれるようになります。
さらに、学習エンジンが搭載されており、利用を重ねていくごとに推測の精度を高め、経理業務の効率化を進めていくことができるようになっています。
簿記の知識がある方にとっても、入力する項目が少なくて済むので作業効率の向上につながります。
メリット②:シンプルで使いやすい
従来の会計ソフトと比べて、freee(フリー)はシンプルなデザインに統一されています。
これまでの会計ソフトは、利用者が簿記や会計の知識を持っていることを前提としていましたが、freee(フリー)は簿記の知識がない人や初心者の方でも簡単に利用できるように工夫されているのが特徴です。
借方・貸方といった用語も使われることがなく、項目ごとに入力画面をわかりやすく表示したり、詳細な説明を受けることができるようになっています。
デメリット
機能面ではこちらも会計や経費精算機能はありますが、給与計算など他の機能は別途契約コストがかかるため、freeeのみで経理業務が完結しません。
また、経理経験がある人からすると、使用される言葉や入力形式が初心者向けということもあり、少し使いにくく感じることもあるでしょう。
第1位:マネーフォーワードクラウド会計
引用元:「マネーフォーワードクラウド会計」
コスパ:★★★★
使いやすさ:★★★★
作業削減度:★★★★
機能充実度:★★★★★
[おすすめプラン:スモールビジネスプラン]
月額(税別):3,980円
年払い(税別):2,980円(35,760円)
プランが分かれていますが、起業したての頃は、スモールビジネスプランがおすすめです。
マネーフォーワードは、コスパが良くないと言われることもあるようですが、これだけでバックオフィス管理が一括してできる機能が揃っているので、コスパは良いと思います。
freeeと違い、多少の経理知識がないとはじめは難しいかもしれませんが、慣れて使いこなすことができれば、大幅な業務時間の削減につながるでしょう。
メリット①:バックオフィスの一元管理
「マネーフォーワードクラウド会計」は、上記の料金内に、会計以外にも下記の機能が含まれています。
◆給与計算
◆社会保険事務
◆勤怠管理
◆マイナンバー管理
◆経費精算
給与計算は、税制や法令に改正があった時でも、自動で対応してくれるので安心ですし、経費精算はスマホでレシートを読み取ってくれるので入力する手間がいりません。
こういった機能全てが備わっているのはとてもありがたいですよね。
メリット②:仕訳登録まで自動化
freeeと同様、マネーフォーワードも、連携での機能が優れています。
こちらも銀行口座やクレジットカードとの連携、電子マネーやPOSレジなどと連携が可能です。
外部データを取り込むと同時に自動で勘定科目を推測してくれるので、それを確認して登録ボタンを1クリックすれば、会計仕訳として登録することができます。
マネーフォーワードも登録した仕訳を学習する機能があるため、登録を繰り返すうちに、勘定科目の精度が上がっていきます。
現金取引を入力する場合でも、先程述べた経費精算機能や、取り込み用のフォーマットがあるので、全ての機能をうまく利用すれば、会計業務に時間を割かれるということがありません。
デメリット
マネーフォーワードは、前述した通り、多少の簿記の知識が必要になってきます。
しかし、これは他の2つに比べた時の話であり、基本的には初心者にも優しい設計になっています。
まとめ
以上、起業したら使うべきおすすめ会計ソフトTOP3を紹介させていただきました。
3位:弥生会計オンライン
シンプルでサポートが充実してはいるが、自動連携や機能の充実面は今後期待
2位:freee
自動連携などの性能はマネーフォーワードと同等だが、機能の充実面では劣る。
簿記の知識がない方や初心者にオススメ。
1位:マネーフォーワードクラウド会計
自動連携などの性能はfreeeと同等だが、給与計算機能やマイナンバー管理機能等が充実しており、1つのプランでバックオフィスの一元管理が可能。簿記の知識がある人には間違いなくおすすめ。初心者でも、選ぶ価値はある。
この記事では、マネーフォーワードクラウド会計を1位とさせていただきましたが、弥生会計オンラインの他、freeeやマネーフォーワードクラウド会計にも1ヶ月無料期間があります。
使用してみて、自分に合った使いやすい会計ソフトを選んでみてください。