夢のマイホーム。
憧れる方も多いですよね?
でも、、、安易に住宅ローンを組んでマイホームを購入すると大変なことになります!
そこで、今回は住宅ローンはそもそも組むべきか?いくつかのyoutuberさんの動画を参考にしながら、まとめたものをお伝えします。
住宅ローンは組むべきなのか?
早速いきましょう。
まず、参考にさせていただいたのは「両学長 リベラルアーツ大学」さんの下記の動画。
ここで両学長はこう伝えています。
【ポイント①】両学長が「賃貸派」の理由
・日本では買った時より高く売れる家が少ない。
・返済、金利リスク負いたくない。
・ライフスタイルの変化に柔軟に対応したい。
これはマイホームを否定するものではなく、それでも高く売れる家があったり、豊かな時間を過ごすために必要であるならいいのではないか、と伝えています。
【ポイント②】今の家賃より、ローン返済額が安いならお得か?
長期的な総住宅費(例えば30年賃貸で住み続けた場合と、30年間マイホームに住んだ場合にかかるお金)を計算する必要がある。
賃貸:家賃、更新料、引っ越し代、火災保険料等
マイホーム:住宅ローンの返済総額、購入時の諸費用(税金、登記費用、仲介手数料など)、火災保険料、固定資産税、修繕費等
ここから「30年後の売却額(見積もり)-売却時の諸費用」も考慮した上でどっちがお得か判断する。
しかし、そのマイホームに何年住むなんてことは予測不可能=答えは誰にもわからない、不確定要素が多すぎる
となってしまいます。
【ポイント③】金利が低い今が住宅ローンを組むとお得?
金利が低いということは、住宅を買える人が多い=住宅価格は上がりやすくなります。
実際、都市圏の中古マンションの価格はここ数年ずっと上昇している。
つまり、金利が低くても、住宅そのものの価格が高くなっていたら得とは言えない。
さらに金利が上昇したら、変動金利であれば返済負担は増え、住宅を買える人が少なくなって住宅ローンを組む人が減れば、
需要が落ちて、価格も下がる、ということになってしまいます。
【ポイント④】銀行が貸してくれるならいいんじゃない?
・銀行は当然ながら返済してくれれば何でもいいと思っている。
・住宅を担保にとっているため、最悪競売にかけて回収する。
・何%かの人は返済できなくなる前提で、それでもトータル利益が出るように貸付金利を決めている。
以上の点から、決して銀行が貸してくれるという理由で、住宅ローンは組むべきではないと伝えています。
続いて参考にさせていただいたのは「世界を旅する不動産自由人木村拓也」さんのこちらの動画
木村さんは「マイホームは絶対買うな」と言っており、その理由を動画の中でこう伝えてます。
【ポイント①】生涯年収から考える
・サラリーマンの生涯年収は大体「2億〜2.5億」と言われている。
・マイホームを購入すると大体4,000~5,000万+金利や税金でトータル7,000万ほど必要となる。
・生涯年収2億の内,7,000万をそれに使うのか?3分の1を使うことになる。よく考えるべき。
【ポイント②】ずっと住み続けなければならない
・住むと近所付き合い、騒音、学校教育、転勤などで不便なことも生じる可能性がある。
・これが賃貸なら柔軟性を持って動ける。
【ポイント③】家族構成の変遷
・子供が大きくなると部屋が余る。
・歳をとると階段が危ない、といった状況になってくる。
・これらの点からトータルで見ると無駄が多い。
・賃貸なら引っ越せば済むし移住も可能。
【ポイント④】追加費用がかかる
・固定資産税や修繕費用が当然かかってくる。
・自然災害があった場合の修繕も自己負担.。
ということでマイホームを買うべきではない、と伝えてます。
最後は「もふもふ不動産」さんのこちらの動画。
もふもふ不動産さんは住宅ローンを組む上での注意点を動画の中で伝えてます。
【ポイント①】無理な返済計画は注意
・残業込みの給与で計算してないか。
・夫婦の年収で計算してないか(どちらかが働けなくなった場合を考慮しておく)。
・給料が上がり続ける前提で計算してないか。
・理想の家を追求しすぎて35年ローンを組み、ギリギリの返済の中、環境の変化で返済が悪化するケースが多い。
【ポイント②】売った時に借金の残りより高く売れるか
・リセールバリュー=売値/買値に注意。
・地方で新築はリセールバリューが悪い傾向(土地が安い、建物は価値が落ちていく)。
・新築は値下がりが大きい。
・何かあると身動きが取れなくなる。
・あらかじめリセールバリューがいい地域を調べましょう。
上記のポイントから、返済できる範囲で買う、売ったらいくらか予想した上で値上がりする、これができてない人が返済に苦しんだり、破産するケースに繋がっているので注意すべき、ということですね。
まとめ
以上の動画からもう大体想像つくでしょうが、ポイントをざっくりまとめます。
住宅ローンを組み、マイホームを購入することは
・不確定要素が多すぎる
・柔軟性が無くなる
・組む(購入する)場合は、返済期間の総費用を見積もった上で賃貸より得か?を判断し、さらに、リセールバリュー(売値/買値)がいい物件を買う→しかしこれも結局不確定要素が多い!
以上の結果!住宅ローンを組んでマイホームは買うべきではない!との判断でいいのではないでしょうか。
それでも買いたい!という方は、今回のポイントに注意して、検討していただければな、と思います。