「ギャンブルって結局どれが勝ちやすいのだろう?」
と、疑問に思ったことはありませんか?
そこで今回は、勝ちやすいギャンブルをご紹介していきます。
参考動画
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ギャンブルの規制
日本では、ギャンブルは刑法により禁止されています。
しかし「公営ギャンブル」だけは違います。
公営ギャンブルとは、法律によって許可された賭け事を指し、特殊法人や地方公共団体が運営しています。
例えば、競馬・競輪などがイメージしやすいでしょうか。
各公営ギャンブルを規制する法律では、参加者への払い戻しレートや各法人への分配レートなどが細かく定められています。
公営ギャンブルに違法性はなく、日本で合法的に楽しめるギャンブルとされています。
還元率
ギャンブルには「還元率」といって、「参加者からのトータル賭け金のうち、どのくらい払い戻すか」という割合があります。
還元率は「ギャンブルの稼ぎやすさの指標となる数字」と言われています。
例えば、還元率が75%で、参加者が合計1,000万円を賭けたギャンブルが実施されたとします。
この場合、払い戻しに使われる資金は750万円となり、250万円は運営者(胴元)の利益となるのです。
つまり、この還元率が高い方が、プレイヤーにとって有利で勝ちやすいギャンブルといえます。
勝ちやすいギャンブルランキング
ここからは、先程述べた還元率を基に、勝ちやすいギャンブルをランキング形式で解説します。
第7位:宝くじ
◆還元率:46%
宝くじは最も気楽に参加できる公営ギャンブルと言えるでしょう。
都心部なら徒歩圏内に宝くじ売り場が点在しており、購入には困りません。
ただし、還元率は46%。とても低いですよね。
賭け金の半分以上を運営者が持っていってしまうのです。
さらに、宝くじの1等が当たる確率は、1,000万分の1です。
1,000万分の1という確率は、例えるなら下記と同等です。
◆交通事故で300回死ぬ
◆宝くじを東京ドームに敷き詰めてその中から一つの当たりを探す
◆落雷に打たれる
還元率と上位賞の確率から考えると、宝くじは「勝ちやすいギャンブル」とは決して言えないでしょう。
第6位:オートレース
◆還元率:70%
第十六条 小型自動車競走施行者は、勝車投票法の種類ごとに、勝車投票の的中者に対し、その小型自動車競走についての勝車投票券の売上金(勝車投票券の発売金額から第十八条第五項の規定により返還すべき金額を差し引いたもの。以下同じ。)の額に百分の七十以上経済産業大臣が定める率以下の範囲内で小型自動車競走施行者が定める率を乗じて得た額に相当する金額(重勝式勝車投票法において次条第一項又は第二項の加算金がある場合にあつては、これに当該加算金を加えた金額。以下「払戻対象総額」という。)を当該勝車に対する各勝車投票券に按あん分して払戻金として交付する。
引用元:小型自転車競走法第十六条
オートレースはモーターバイクを使って実施される公営ギャンブルです。
日本全国5か所(川口・伊勢崎・浜松・山陽・飯塚)にレース場があり、基本的には毎日レースが開催されています。
直接レース場に足を運べないという人はネット投票が可能です。
オートレースは他の公営ギャンブルと比較すると規模が小さく、将来的な存続も疑問視されています。
還元率も70%と、他の公営ギャンブルの還元率に劣ります。
第5位:競馬
◆還元率:70%〜80%
競馬は「公営ギャンブル」の中では、人気度及び売上金が最も高いギャンブルです。
基本的に中央競馬は毎週、地方競馬は毎日レースが開催されています。
最近はインターネットで馬券を購入できるようになったことから、競馬場に足を運ばなくても競馬を楽しめるようになっています。
その他、場外馬券場(WINS)で中継を観ながら盛り上がるという楽しみ方もあります。
競馬は賭け方によって還元率が定められており、以下の通りとなります。
出典:JRA
競馬は、ジョッキーや馬の実力も重要ですが、相性やレース場のコンディションも勝負に大きく影響します。
実力以外の要素にも左右される点が、競馬の予想を難しくしています。
さらに1レースに出走する馬が最大18頭と考えると、競輪や競艇に比べ、勝ちにくいと言えるでしょう。
その代わり万馬券が誕生しやすいというのも魅力の1つです。
過去の最高配当倍率は2,983万295倍となっています。
つまり、100円の馬券が30億弱になって戻ってきます。
対して競艇の最高配当倍率が68万2760倍、競輪が476万700倍であることを考えると、ハイリスク・ハイリターンを求める人には一番おすすめかもしれません。
第4位:競輪
◆還元率:75%
競輪は日本のプロスポーツの中では、プロ選手の人口が最も多い公営ギャンブルと言われています。
そのプロ選手たちが毎日、日本全国の会場でレースを繰り広げています。
競馬の場合は、馬券を購入しますが競輪の場合は「車券」と言います。
競輪は自然環境などの影響を受けづらいため、比較的実力通りの結果になりやすい競技です。
そのためギャンブル初心者でも、オッズの低い賭け方で車券を購入していけば、比較的高い確率で勝利することができます。
第3位:競艇
◆還元率:75%
競艇は公営ギャンブルの中で唯一、水面でレースが行われる種目です。
競走に利用される水面は川、湖、海などがあります。
全国24か所にレース場があり、年中無休でレースが開催されています。
競艇の場合は「舟券」を購入してギャンブルに参加します。
舟券の購入はインターネットでも可能で、レースの模様はインターネット中継で見られるため、いつでもボートレースを楽しむことができます。
競艇では1レースに参加する艇数は6艇と決まっています。
対して競輪は最大9人、競馬は最大18頭が参加するレースです。
母数が小さいので、勘でも当たる可能性が高いと言えます。
複勝の場合は確率論で見ても33%。もちろん実力や経験などを加味して考えれば、さらに高い的中率で賭けを行うことができます。
※競艇の複勝=ボートを指定して購入する舟券で、そのボートが1着か2着であれば“当たり”となる
第2位:パチンコ・パチスロ
◆還元率:80%〜85%
パチンコ・パチスロは正確には公営ギャンブルではなく「準公営ギャンブル」とされています。
完全に合法と言いきれないのは、具体的に規制する法律が存在しないことが理由です。
法律が存在しないので、実際の還元率は不明ですが、パチンコ・パチスロ業界の利益率等から推測された数字が80〜85%になります。
また、競馬の1レースごとの払い戻しのように区切りになるものがないので、遊んでいる人がどこでやめるかによって還元率が変わってきてしまうとも言えます。
このように、還元率の測り方が難しいギャンブルではあります。
第1位:オンラインカジノ
◆還元率:93%〜98%
※公営ギャンブルではありません。
オンラインカジノとは、「インターネットを通じてプレイするカジノ」です。
海外にあるカジノと同じように実際のお金を賭けることができます。
しかし、オンライカジノは合法とは言えません。
海外で運営されているオンラインカジノを利用する場合は、日本の法律で裁けないだけであって、日本で運営されている場合は当然違法となります。
不起訴処分とはなりましたが、オンラインカジノの利用者が逮捕された事件もあります。
還元率では1位ということで記載させていただきましたが、オススメはしません。
いかがでしたでしょうか。
この記事では、ギャンブルの中でどれが勝ちやすいかを、還元率を基にランキング形式で紹介しました。
あくまでも「勝ちやすい」というだけであって、「必ず勝てる」というわけではない点に注意してください。