【第2回】ファンダメンタル分析の基本/業績によって株価はどう変化する?

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この記事で解決できるお悩み

✅ファンダメンタル分析で業績と株価ってどう関係するの?

そんな悩みを解決するためにこの記事を書きました。

今回も前回に引き続き、ファンダメンタル分析について解説していきます。

第2回の今回は、ファンダメンタル分析における業績と株価の関係について解説していきます。

僕ら「都会のサバイバル」も全くの無知から都会で生き抜くために、色々学んでます。
ぜひみなさんも一緒に学んでいきましょう!!

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業績と株価の関係とは

都会のサバイバル【とかサバ!】

例えば、企業が決算を発表をし、好業績を出したとしたら、普通は株価は上がると思いますよね?

しかし、実際は株価が下がることがよくあります。

それはなぜか?株価がすでに割高だと判断されるからです。

つまり、決算発表前に株価が高くなっており、「織込み済み」という決算を予想した株価に既になってしまっているのです。

※織込み済:株価に影響を及ぼすようなプラス材料や、マイナス材料が出たときに、すでに株価にはその要因が反映されており、ほとんど影響を及ぼさないこと。

投資家の多くは、総研アナリストやニュースなどで、各企業の業績情報をキャッチアップし、業績の良い雰囲気の企業の株を購入するため、発表がされた後では既に株価が高くなっていることがよくあります。

このように、業績と株価は連動しているように思われていますが、実際には半年から3年くらいのズレで動いています。

なぜズレるのか。「将来業績が良くなるなら先に買っておけ」と言う投資行動が働くからです。

「将来業績が良くなるなら先に買っておけ」という心理が働くと、株価は、業績が良くなると思えば先に買われ、実際に業績が良くなった時には売られる、という不思議な現象がよく起こるのです。

業績に対して先行しているかどうかを判断できるのは「テクニカル分析」です。

業績だけ見ていても、テクニカル分析を加えて分析しなければ、このズレを読むことはできません。この点が株価判断の重要なポイントです。

業績による株価の動き

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プロの投資家の目線から、業績と株価の関係は下記のようになります。

業績と株価

◆2期連続の減収減益(又は赤字転落)→底値ゾーン(3年から5年前の株価水準)
◆減収減益か2期連続の赤字→底値圏(リストラ、財務改善を発表)
◆減収増益(黒字転換)→底値圏から上昇
◆微増収増益(連続改善)→上昇基調を持続
◆増収増益→高値更新
◆3期増収増益(伸び率が高い)→高値更新の高値警戒ゾーン
◆増収増益(伸び率下がる)→高値形成から下降に転じている
◆増収減益・減収増益→下降基調か下降ボックス圏の動き
◆減収減益(利益幅縮小)→下降基調継続か、下降途上
◆2期連続の減収減益→底値ゾーン

さらに言うと、税引前利益は10億以上、売上は200億以上の企業を中心に銘柄を選ぶといいでしょう。

まとめ

今回は、ファンダメンタル分析における「業績と株価の関係」について解説しました。

こういった関係を知っておくだけでも銘柄選びの際に困ることが少なくなります。

ぜひ活用していきましょう!

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